お知らせ

 

第一回統合生物考古学若手研究集会を北海道大学・遠友学舎で2/28-29に開催しました。

本会について


考古学と自然科学を融合するという試みは、これまでにも幾度か行われてきたが、全国規模の研究者・大学研究機関を巻き込んだ大きなムーブメントとはならなかった。その理由は、考古学と自然科学両領域の研究者の交流が個人レベルかつ断続的であったこと、そのため学術的な中心が形成されず、次世代の若手研究者が育ってこなかった点などが上げられる。これを克服するには、まず考古学的な方法と自然科学的な方法の両者に通じる人材を育成するためのプラットフォームを形成することが重要である。本会は、科研費・学術変革領域(A「統合生物考古学」の支援のもと、このプラットフォームの形成を実現するために若手研究者の交流を促進することを目的する。 

会の名称について


「かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」からとりました。織姫と彦星が会う時に天の川にかかる橋をかけるのがかささぎであることから、異分野を渡す橋という意味と、夜更けまで懇親会をする意気込みを込めて。

実行委員


神澤 秀明(国立科学博物館)
篠崎 鉄哉(国立歴史民俗博物館)
瀧上 舞(国立科学博物館)
中村 耕作(国立歴史民俗博物館)
日下 宗一郎(東海大学)
松波 雅俊(琉球大学)
森先 一貴(東京大学)
山口 雄治(岡山大学)